2024.09.08

こんにちは、後藤早苗です。

 

戸越銀座からも通いやすい、五反田・高輪台着付け教室です。

 

あなたも、日本の伝統色を、より深く学んで、もっと着物が好きになりますよ。

 

わくわく講座「日本の伝統色」講座を、お二人の方が受講されました。

 

 

残暑厳しいこの日、お二人とも、白地の絽の涼やかな装いです。

 

 

 

大河ドラマ「光る君へ」の中で、いよいよ「源氏物語」の執筆が始まりました。

 

その「源氏物語」の中でも、第22帖にある、絹配りは、とっても色彩豊かなシーン。

 

光源氏が、6人の姫たちの新年の晴れ着を、紫の上と一緒に選ぶ場面ですね。

 

 

 

 

紫の上には・・・

 

紅梅模様の葡萄染に今様色を合わせた、センスの良い組み合わせ

 

明石の君には・・・

 

白と紫の組み合わせという、嫉妬されるくらい、格調高く優れた組み合わせ

 

などなど、色や柄は、姫たちの人柄と、光源氏の思いの度合いを表しています。

 

 

 

 

それぞれの配色に名前を付けて、色の調和を楽しむ「襲ねの色目(かさねのいろめ)」の美しさにも、うっとり!

 

四季折々の色彩の移ろいに、自然を感じ取ったのですね。

 

受講されたHさんと、Kさん。

 

受講後は、お二人で日本橋高島屋で開催中(9月16日まで)

 

「草野しずか日本刺繍展  源氏物語を花で装う」展に行かれました。

 

あなたも日本の伝統色をより深く学んで、もっと着物が好きになりますよ。