2020.11.08

 

きものわくわく講座4回目は、江戸後期の着物についての講座です。

それぞれの個性で、着物ライフを楽しんでおられる皆さん・・・

 

帯揚げの水色を、さし色にしてみました~

渋い着物にも興味を持ち始めて、いつもと違う着こなしに挑戦しています~

帯結びに苦戦して、予定外の帯になってしまったのですが~

 

などなど、色々な思いが詰まった、皆さんの着こなしが

素敵!

 

江戸後期、茶色と鼠色が流行しました。

その数、四十八茶百鼠!

(実際は、もっとたくさんの種類があったそう)

 

その背景には、幕府が出した贅沢の禁止令がありました。

本紫や紅、布地の絹は、ぜいたく品として禁止されたのです。

そこで、商人たちは、えんじ鼠、丁子鼠、鴇茶と、色名の後ろに、鼠や茶を付けて、決して鮮やかな色ではありませんよ~と表現しました。

それが逆に、江戸の洒落を生み、美意識を生み出したのですね。

 

女3人伊勢参りを痛快に描いた、2年ほど前の、土曜時代劇「ぬけまいる」の写真を見ながら・・・

江戸時代の、旅の様子や、衣装のお話もさせていただきました。

 

他にも・・・

 

・庶民に定着した木綿

・更紗模様の話

・三越、高島屋は、江戸時代の呉服屋さん

・1000件あったといわれる、きものリサイクル店

・庶民は、生涯、5枚ぐらいしか着物を持っていなかった

・裁縫箱は、嫁入り道具!

 

などなど、きもの話は尽きません。

次回は、秘密のベールに包まれた、大奥の女性たちの衣装についてですよ・・・・わくわく~