2017.11.23

 

日本古来の手作りの良さを持つ、国の重要無形文化財指定の結城紬の産地を訪れました。

 

結城紬は、縦糸と横糸の両方に、この手紡ぎ糸を使っているのが特徴だそう。

唾液で固めながら、同じ太さにするのが難しい・・・・

熟練の技ですね。

 

そして、真綿から紡いだ糸は細くて華奢、機に糸を通すのは、小麦粉で糊を付けてからから・・・・

 

結城紬ならではの作業です。

 

そして、絣くくり・・・

 

力が要求されるので、男性の仕事です。

 

1500年前から織物につかわれているという、地ばた織機で、柄を合わせながら、ていねいに織られていました。

 

細かい柄だと、1日30㎝ほどしか進まないそう・・・

 

そして、湯通しの場面も見せていただきました。

 

織り上がった反物の小麦粉糊を、40度のお湯につけて、むらが出来ないよう、愛情をこめて落とし・・・

 

お天気の良い日に天日干しをします。

 

2000年の歴史を持つ

 

軽くて

あたたかくて

丈夫な

 

結城紬の作業現場を見せていただいた後は、織り上がった反物を「奥順」さんで見せていただき、奥澤社長から、結城紬の貴重なお話を伺いました。

明日、掲載させていただきます。